スモールビジネスは、
なぜ、成功しないのか?(33)
ビジネスモデルを創る ステップ(2)
「差別化」(1)
自社と競合他社を「差別化」するには、自社のマーケティングの7つの要素(7P)を競合他社と比較して、自社の7つの要素の何を顧客のニーズに沿って「差別化」(改善)するかを決める必要がある。
ところで、マーケティングの7つの要素(7P)とは、
1 製品
商品とサービス
2 価格
製品の値段
3 場所・流通
会社の場所、納期、取引・
4 プロモーション
広告宣伝・手段・方法
5 人
協力会社までを含めた顧客にサービスを提供する全ての人
6 プロセス
業務プロセス
7 物的証拠(保証)
製品の安全安心
この7つの項目である。
スモールビジネスにとって、このマーケティングの7Pの中で、顧客のニーズが高く、かかるコストが安く、短期間に「差別化」(改善)できるのは、3の場所・流通の「納期」である。
「納期」に関しては、営業時間帯を変えることで、納期を早めて「差別化」(改善)を図ることが容易にできる可能性がある。
また、逆に、大手は、急ぎの仕事はできないため、「納期」を短納期対応できるように「差別化」(改善)すれば、スモールビジネスが受注できる可能性が高いため、「納期」を「差別化」(改善)することを常に意識しておいた方が良い。
たとえば、「注文から納品まで、早ければ30分です!」といった、短納期によって「差別化」された自社の強みをアピールしたプロモーションをすれば、上手く行く可能性が高い。
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